人見知りが原因で、「なんか気難しい人」と思われたり、「自分の事嫌いなのかな?」と相手に思われてしまうと、人間関係を構築する上で後々めんどうなんですよね。
ですが、「初対面の人と接する時はこうする」と事前に決めておく事で、相手から好印象をもたれ、そこから良い関係性を築く事が出来るそうです。
メンタルが非常に弱いと自負する、起業家でIT業界ではお馴染みの「けんすうさん」が面白いアドバイスをしているので紹介します。
初対面で気を付ける3つの事
初対面では相手の名前を連呼。起業家けんすうの「人見知りのためのビジネスTips」|新R25
人見知りの対策法をいくつか紹介してくれていますが、まとめると以下の3つになります。
- 自己紹介は3つ用意して練習
- 緊張を緩和する方法を知っておく
- 相手の名前を呼びまくる
それではそれぞれ詳しく見ていきましょう。
①自己紹介は3つ用意して練習せよ
初対面の人と挨拶を交わす時、相手に自分の事を知ってもらう必要があります。
ただ、自己紹介って、場面によって必要とされるサイズが違うものです。なので、30秒、1分、3分と、サイズの違う自己紹介を3つ用意しておくといいみたい。
そして、それぞれ何も考えずにスラスラと言えるくらいにまで練習。
なぜ練習が必要かというと、初対面では緊張している場合が多いので、頭の中が真っ白になって、思ったように言葉が出てこないという事があるからです。
緊張して頭が働かない状態でも、自動的にスラスラと自己紹介できるように、自分の中に完全に落とし込むという事ですね。
②緊張を緩和する方法を知っておく
初対面の人と接する時に、ほとんど緊張せずに素の自分でいられる人ってあまりいないんじゃないでしょうかねー。
できれば、リラックスした状態を作り、自分も相手も緊張せずに会話出来たら、お互いの印象も良くなるでしょう。
そこで、緊張を緩和する方法を、事前に用意しておいて、それを実践で上手く利用していこうよと。
オススメされているのは、以下の2つの方法です。
- 手足を温める
- 呼吸を深くする
この辺は自分に合った方法で良いと思いますが、呼吸は個人的にも非常におすすめで、心が動揺する場面全般でかなり使えるテクニックです。
基本的には、「4秒間吸って、8秒かけて吐き切る」みたいに、吸った時間の2倍かけて吐き切るという事を意識すればOKです。
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③相手の名前を呼びまくる
なんでも、人が圧倒的に興味があるのは、「自分のこと」みたいなので、名前を呼ばれるだけで、相手に好感を抱いてしまうんだとか。
心理学では「ネームコ―リング」と呼ばれるテクニックで、無意識的に好感度が上がってしまうらしいです。
「10分間で相手の名前を何回呼べるか」
というゲームのような感覚で、相手の名前を呼びまくります。もちろん、
「佐藤さん佐藤さん佐藤さん・・・」
みたいな事じゃないですよ笑
例えば「これについてどう思いますか?」という質問なら、
「佐藤さんはどう思いますか?」
と言う感じで、会話の中に自然に相手の名前をたくさん入れるということですね。
意外なほど相手は違和感を感じず、「この人話し上手!」となるんだとか。やらない手はないですな。
これは、初対面の相手じゃなくても、同僚や家族、友達、恋人と、あらゆる場面で使えそうなテクニックですね。相手の名前を覚えるのにも一役買ってくれそうですし。
まとめ
- 自己紹介は3つ用意して練習
- 緊張を緩和する方法を知っておく
- 相手の名前を呼びまくる
初対面の人と接する時は、誰もが色々な不安を抱えているものですが、今回紹介した3つの方法を知っておいて実践するだけで、だいぶ心強いですよね。
やはり頼るべきものがあるのと無いのでは、心理的にかなり違うと思うので。
とくにこれから社会に出る方や、新しい環境に身を投じる方には大きな心の支えになってくれそうです。
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