女性と男性では、脳の使い方が異なると言われています。
それ故に、女性が男性に対して求めている言葉と、男性が女性に向けて発する言葉にギャップが生じ、
女「この男は私の事を全然理解してくれない!」
男「なぜこの女性は不機嫌なんだろう・・・」
といったコミュニケーション不全が起こるわけですね。
「女性は男性に共感を求めているだけで、別に具体的な解決策なんて聞きたいわけじゃない」
ということを、よく耳にすると思います。
女性が男性に対して、軽めな相談や愚痴をこぼした場合、ただ共感して欲しいだけなのに、あれこれとアドバイスをしたり、半ば説教じみた人生論みたいな事を語りだすと、
「この男はめんどくさい」
みたいなレッテルを張られる可能性すらあるわけですねー。
ということで、もしも女性にモテたいのであれば、「女性と会話する時の共感テクニック」は必修と言っても過言ではないわけです。
「じゃあ今すぐ共感力を高めよう!」って、それも重要だと思いますが、
「共感しているって事を女性側に伝えるって具体的にどうするの?」という事の方が重要なんじゃないかなーと。
「男性は共感力がないから仕方ない」とよく言われがちですが、あくまでそれは女性と比べて低いと言うだけで、共感力0って事はないだろうと思うわけです。
なんせラットにも共感力はあるみたいですから。
ラットにもある共感力、サイコパスは欠如 男性は女性より低い – 知識連鎖
実際、男でコミュ障な私も共感力診断テストでは「共感しやすさ」「感情の伝染」はAランクでしたからね。(このテストの信憑性は知りませんが・・)
男性も共感力はあるわけなので、「男は分かってくれない!」問題が発生するのは、男性は共感している事を伝えるのが苦手な傾向にあるのだと思います。
いくら共感していても、それが相手に伝わらなかったら、意味ないですからねえ。
そもそも共感とは?
ここで、共感というものがどういうものなのかを明確に理解しておきましょう。
共感(きょうかん、英語:empathy)は、他者と喜怒哀楽の感情を共有することを指す。もしくはその感情のこと。例えば友人がつらい表情をしている時、相手が「つらい思いをしているのだ」ということが分かるだけでなく、自分もつらい感情を持つのがこれである。
共感とはつまり、感情の共有ですね。相手の感情を自分ごとのようにとらえて共有する事。
これを踏まえた上で、会話中、自分が相手に対して共感している事を伝える技術を学んでいきましょう。
共感してくれた!と思わせる技術
元ホステスが伝授!女に絶対言ってはいけない「5つのNGフレーズ」(塚越 友子) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
こちらの記事で、実際の会話の例で分かりやすく解説されていたので紹介します。
話の3要素(経験・行動・感情)のうち、とにかく感情にフォーカスして、話を要約することで、
「この人は共感してくれている!(私の感情を共有してくれている!)」
最終的には「この人は私の事を理解してくれている!好き!」・・・となるかは分かりませんが、少なくとも悪い感情は抱かないと思います。
彼 女「聞いてくださいよ〜。部長ったら、私が帰ろうと席をたった(行動)瞬間 に、残業しなくちゃいけないような仕事を頼むの(経験)。ひどくない(感情)?」
あなた「そうなんだ。帰ろうとした(行動)瞬間に残業頼まれるなんて(経験)、ひどい目(感情)にあった(経験)んだね」
彼 女「そうなの。それでね。そのくせ自分はさっさと帰るのよ(経験)。頭にくる(感情)。あーあ、もう会社やめたい」
あなた「会社をやめたいくらい、頭にきちゃった(感情)んだね」
彼 女「そう。わかってくれる?あの部長ってば、本当にいっつも自分勝手っていうか、タイミングが悪いっていうか、いつもこうなのよ。いちいち怒っても(感情)しょうがないんだけど」
あなた「いや、怒りたくなる(感情)のも無理ないよ」
彼 女「なんかわかってもらえる人がいて、すごく嬉しい」
「分かる分かる」とか「大変だね」とかも、広い意味では共感を示す言葉かもしれませんが、それだとちょっと弱くて、
感情を表すフレーズを直接使うことで、相手は共感してもらえたと認識してくれるというわけです。
これ、言ってみればオウム返しにも近いので、会話としての難易度も低めですし、かなり使えるんじゃないでしょうか。
ただ、何でもかんでもオウム返し過ぎて、
「ちゃんと聴いてる?」みたいにならないように、あくまで感情にフォーカスする事が重要なのかなーと思います。
まとめ
モテる男性や、いわゆる女性の扱いに慣れている男性って、思えばこういう技術を当たり前に出来ているよなーと。
最近なぜか「テラスハウス」にハマっていて観ているんですが、女性陣からの好感度が高い男は共感力が高く、且つそれを伝える力も高いなーと改めて実感しております。
そんなわけで、どうにもモテない男性は、テラスハウスおすすめです笑
モテる男がどんな風に女性と会話しているのか、「共感」という視点でじっくり観察してみてはどうでしょう。
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